|
|
|

アクリルは種類にして5000以上と圧倒的な取り扱い数を誇る足立の隠れた名工。
ミユキアクセサリーが世界へ想いを馳せる。あだち異業種交流会「未来クラブ」会員。 |
| |

今回取材した去O幸は足立区東和にある、瀟洒な住宅街の一角に工場兼事業所を構えている。取材当日、会社前に到着した記者を迎えていたものは、なんとお手製のウェルカムボード。楽しげなサプライズに早くも今日の取材への期待が高まる。
入り口で簡単な挨拶後、中へ通された記者はここでまた、「いらっしゃーい!!」と言う
歓迎の言葉とともに紙吹雪&笑顔と言う、二度目のサプライズを受ける。
なんと社長はじめ社員全員が拍手と満面の笑顔で来客を出迎えてくれるのだ。お伺いさせてもらった側からすると、これほどウレシイ事はない。
|
|
製造業なのになぜサプライズを?なぜここまで(サービスを)徹底するのか?
素朴な記者の疑問に三幸の小沢頼孝社長はこう語る。
「当社では、笑顔レッスン・マナーレッスン・見た目チェックを励行しております。それと、朝礼等で徹底して情報の共有を図っています。例えば、何月何日に●●の用事で●●さんがご来社します。と言う情報の共有を図り、その情報を受けた社員が「●●さんは●●だったら●●なんじゃないか。」「だとしたら当日はこんな事したら●●さんは喜ぶんじゃないか・こんなおもてなしをしようよ」など、全て社員が自発的に楽しげな提案をするのです。」
件の笑顔チェックやマナーレッスンなどは全てご来社された方に気持ちよく過ごしていただきたいと言う気持ちの現れから派生したサービスの一環で、この笑顔とマナーの良さは外で取引先や顧客と会ったときも十二分に威力を発揮する。「“同じやる(頼む)なら三幸に”お客さんから、こんな風に言われたらうれしいし、何よりもサプライズを考えてる自分達が楽しくてワクワクするじゃないですか。」三幸スタッフは感動提供集団なのだ。
|
|
|
―三幸の特徴について伺ってみた
「当社の特徴として、自分で考えて・自分で作って・自分で売る・というのがあります。自分たちの好きなものを作ろうって言うのが自分達の原点なのです。たとえば音楽で言えばコブクロが好きな人がいればビートルズが好きな人、ジミヘンが好きな人がいるように、ジャンル別でものを作っていくとかありますね。で、それに向けて不特定多数の多くの人に販売を掛けていくということはしません。あくまでも自分たちが造っているのもにこだわりをもって人を介して価値を見出してくれる人たちにモノを提供していこうと考えています。」
「本来ある作業には、版を掛けてプラスチックをレーザーかけてNCとMCで切り下ろしていくのですが、販売先によっては防振つけたり用途しだいで同じパーツでもネックレスにしたり、かばんにつけたりと、同じアクリルでもさまざまな活用法があります。基本的には、プラスチックに穴を開けて、削って磨いて曲げて・・・っていう作業の繰り返しです。そんな作業で出来上がったミユキの製品を活用してくれる人たち全てが顧客なのでメインターゲットと言うのは特に定めてはいないのです。」
「ターゲットは特に定めていないとは言え、新規の顧客の依頼はよほどの事が無い限り、受け付けていません。」新規の方のご依頼をめったに受けない理由として、「既存のお客様にご迷惑がかかるからです。」また、新規の方のご依頼の場合、相当綿密なヒアリングをかけてもどの位の仕事をしたらいいのかクオリティがわからない時が多いのも理由のひとつ。同じアクリル製品でも近所の知人に配るようなプライベートなものと、海外の大きなブランドへのプレゼン用で提出するオフィシャルなモノとでは単価はもちろん工程や気の使い方が全く変わってくるのだそうだ。「とりあえずやってみましょう、なんて言うご依頼の受け方は持っての他だと思います。なぜかと言うと、お客さんに期待させておきながら出来ませんでしたは、職人として最もやっちゃいけない事なので、やるからには綿密に・トコトン・納得の行くクオリティのものをと常に考えています。もしそれがかなわないようであればいい仕事はできないので最初からお断りさせていただいております。」やると決めたらトコトン満足してもらうまで技術を追求する雰囲気をヒシヒシと感じた。
|
|
|
―スタッフについて伺ってみた。
「うちのスタッフって言うのはみんな夢があるんですよ。入社の条件に夢があるかどうかという項目があるくらいです。たとえ夢をもっていない人間でも、夢を持っている仲間たちの中に入っていけば自分も夢を持てるようになると考えています。商売なので稼ぐことは大切だけどお金儲けとかその前に自分の中に落とし込んでおかなきゃいけない事ってあると思うのでそれをスタッフと共有するべく、ミユキではこんな約束を心構えとして掲げています。
1・感謝の心
2・感動する心
3・夢はかなう
上記はミユキスタッフとして忘れてはいけない。全スタッフが共有している約束です。」
特筆すべきはスタッフ個々の独特のスキルアップ方法だ。
「タイムカードは定時で押してそこから先は個々のスキルアップの時間に充てています。(埼玉の)座間など遠くから来てる子もいるのであまり遅くならないようにしていますが、やっぱり好きなことするのは楽しいのでついつい時間を忘れて作業に没頭、なんて場面もしばしばです。」
スタッフ(チーム)として今日一日の作業を終えた後は自分の好きな作業に充てる時間をきっちり確保。こうして少数精鋭の技術軍団は力を蓄えていくのだ。
―スタッフの人材育成について伺ってみた
三幸のスタッフは
・一年目 機械の操作と業界用語
・二年目 営業アシスタント
・三年目 自身の個展
この一連の流れで見習いから技術屋へ順次ステップアップしていく。最終段階の自身の個展を開催するレベルに達するあたりではどこに出しても恥ずかしくないほどのスキルを蓄えるとの事で、実際独立していく人材も中にはいるのだとか。
―とかく人手不足といわれているご時世の中、手塩に掛けて育てた人材の流出は痛手ではないのだろうか?
「そんなことはないと思います。スタッフが無事育っていくのと同時に我々も必ず成長しているはずだからそれはむしろ喜ばしいことですので。たとえばノウハウの提供にしても【教える】という事をさまざまなスタッフに向けて何度も繰り返すことによって、私たちも【教える】というスキルが向上しているはずだからです。同時に、巣立っていくスタッフは生涯我々の仲間だと思っているので仲間が増えていく事は素直にうれしいし、何か困ったときや立ち止まったときにいつでも俺らが力になるから、応援してるからといつも言っています。」
にこやかな笑顔ばかりと思いきや、時には激しい意見のぶつかり合いがある事もしばしば。お互いに高い感性を持ってモノづくりに携わる仕事柄、こういった風景も珍しいことではないのだとか。風通しのよい環境が妥協の無い製品を作る原動力になっているのは誰の目にも明らかだ。
|
|
|
―三幸ではプラスチックの素材の中でも「アクリル」に特化して各種パーツ・製品の製造を行っている。今回の足立ブランドに申請をした経緯を伺ってみた。
「東京の下町の、足立区の片隅でこんな事やって発信していこうとしてる企業がいるんだ、って言うのを見てもらいたかったからです。足立区にもこんな企業がいる、小さくても世界に向けて発信していこうとしている企業がいるって言うことを知ってもらいたかったんです。」
「昨年末はオーストリアのスワロフスキー社の本社などヨーロッパへ、今年はこの三月にラスベガスとサンフランシスコへそれぞれ視察に行ってきました。自分たちの気持ちや思いを商品に乗せて世界の各地で展示会を開きたいのです。世界へのステップアップの一環として自分達に何ができるか、何が提供できるかを確かめにリアルタイムの世界を見てきました。」
お互い協力したり分かち合い、チームとしてそれぞれアイデアやスキルを持ち寄るといろんなことができると考えているのだそうだ。
「一人一人のやってることは決して間違ってないとしても、個々のやれる事には限界があると思います。また、一方で仲間を集めていけばその限界からもっと大きな夢が見れるでんではないかと思っています。だから足立ブランドとかそういういろんなものに挑戦していって仲間を増やしていき、みんなと一緒にものづくりする一方、自分たちも世の中に発信できるような形態がいいなあと考えています。僕たちの夢っていうのは世界です。今、僕たちが常に考えていることは、自分たちの夢に向かって仲間を作ることであり、チームを作ること。スタッフを作ること。これが一番の夢に向かってのやるべきことであり、信念なのです。」
|
|
|
―趣味について伺ってみた
「趣味は仕事です。すべてライフワークの中心が仕事です。仕事を突き詰めていくとものすごい楽しいことになりますから。遊びと言っても自分の仕事に有益な感性を高めるためのもので、その為にはいろんな事をやってみたり挑戦したりします。中でも特に買い物が一番好きですね。」
すべては仕事が軸。トコトン感動提供企業の社長は、遊びですら仕事の糧にするトコトン仕事大好き人間でもあるのだ。
|
|
|
―夢の実現に向けて
社長自身も、2冊の手帳を持ち歩いている。片方は日々のスケジュールや細かな試算・仕様などが書いてあるもの。
もう片方は事業計画。三幸の社長が持ち歩いている事業計画は単なる数字の羅列ではなく、自身の行動計画や、過去に出会った人たちからもらった激励や教えの言葉の数々・日々思いついたアイデアなど実にユニークな構成になっているものを、手帳スタイルにして常に持ち歩いているのだ。
「心が折れそうになったり、モチベーションやテンションが下がった時に手帳にみっちり書き込まれている激励の言葉を読んで、ああ、俺には仲間がいるじゃないかと自分を奮い立たせるのに活用しています。」
|
|
| |
| 三祐 |
 |
|
下駄ストラップはそのものだけにもとても愛嬌があり、
つけていただくとその良さがわかっていただけると
思います。お買い上げいただくとその下駄にお名前などが刻印されるという特別な商品です。お祭り愛好者 和物愛好者、ご結婚のお祝い、カップルでペアでもたれたり、また記念日の贈り物に大変喜ばれています。
詳しくはこちら>【下駄ストラップ】
|
 |
|
和風花の 新作 アクリルで作った千社札
かわいいてぬぐいをアクリルの中に封じ込みストラップにしてその表面に名前を刻印します。
人気の木札をアクリルで作りました。
詳しくはこちら>【千社ぷら】 |
 |
|
下駄ストラップはかわいらしくどなたにも喜ばれています。下駄ストラップは和風花だけのオリジナルでどこにでもあるものではありません。
柄やストラップの紐を選べてその上贈りたい方のお名前を入れられるという贈り物として非常に価値があると評判です。結婚のお祝い、誕生日のプレゼント、出産のお祝い、などにぜひご利用ください。
詳しくはこちら>【下駄ストラップミニ】 |
 |
|
取り扱いアクリル材料は5000種類以上 |
 |
|
展示会など、外へ自社製品を持ち出す為のキット。MIYUKI ACCESSORIES FROM PARADISE TOKYO の言葉に、「自分達も楽しくなるような物作ろうよ!」と言う思いがこめられている |
|
|
|
足立区異業種交流会・未来クラブは会員相互の技術、情報などを交流することにより、それぞれの企業の経営力強化を図るとともに、個々では解決できない新技術、新製品の開拓を促進するとともに生産、販売面での相互協力を行うことにおいて会員企業の成長発展に貢献することを目的とした異業種の交流会です。 会の基本運営はギブアンドテイクの精神をモットーとしています。
|

詳細はこちら(有限会社三幸ホームページ)
こちらもどうぞ(職人道・社長ブログ)
|